早熟な子供は早く身長の伸びが止まる?

~欧米人は日本人と比べて身長が高い~

欧米人は日本人と比べて身長が高いです。それは欧米人の方が大人になるのが遅く、身長の伸びも止まるのが遅いからです。中学生までは日本人と欧米人の身長の差はあまりないですが、高校生になると日本人はほとんど伸びませんが、欧米人はまだまだ伸びます。

~身長の伸びが早く止まるのは早熟な子供~

体が早く成熟し大人になるということは、身長の伸びが早く止まってしまうということです。女の子では初潮がはじまるとその後約6cm程しか伸びず、男の子では声変わりするとその後はあまり伸びません。
思春期時期の身長増加は凄いですが、身長増加の最後に達する時期が目覚しく増加するという事なので、あと少しで身長が伸びなくなる予告ともいえます。
思春期の後半を迎えるまで、どのくらい身長が増加したかが成人になった時点で身長の高い低いを決めます。
身長が150cm以下の女性は、平均で11歳半には初潮がはじまり、身長165cm以上になった女性の初潮は12歳を過ぎています。思春期が遅い人の方が身長が高くなるのです。

~思春期までにどのくらい身長が伸びるかが大事!~

身長がよく伸びる時期は思春期です。
思春期時期の身長増加にはあまり個人差がないんです。この時期は誰でも身長がよく伸びるんです。
成人時期、身長の大小の差となるのは、思春期の時の増加ではなく、思春期より前の増加なんです。
周囲の人たちよりも先に思春期を迎えてしまうと、小児の時期が短くなり、最終的に身長が増加する時期が短くなります。そして、十分に身長が増加せずに成人になってしまいます。

~日本の子供は早熟すぎる?~

世界中で日本の子供はもっとも早熟なのです。欧米人の方が早熟そうだと思われがちですが、日本の子供の方がオマセなんです。
原因などはよく分かっていませんが、日本の子供は欧米人の子供よりも早く大人になってしまい、身長の増加も止まってしまうのです。
余談ですが、日本人男性の精通(初めての射精)は12歳10ヶ月で、欧米人よりも1年程度早いです。女性の場合、日本人の初潮は12歳6ヶ月で先進国の中でももっとも早く、欧米人の子供よりも半年早くなっています。この半年が身長差の原因の1つとなっています。

~早熟な日本人の子供は身長増加も早く止まる~

日本の子供とアメリカの子供の平均的な増加を比べると、日本人は早熟で身長が早く止まってしまうことです。
中学1年生の子供達を比べると、身長はほとんど同じです。しかし、日本人は高校に入ってからはほとんど身長が増加しません。日本の子供は早熟なのでアメリカの子供より骨が早く固まって大人になり、15歳からはほとんど身長は伸びません。
対してアメリカの子供はというと、大人の体にならずに身長が伸び続けるんです。

~子供はのびのびと育てましょう~

子供らしくのびのび、いきいきと毎日送ることは、身長を増加させるのにかなり大事なことです。そして子供たちは知識や教養を身に付ける事も大切です。
勉強や習い事、そして遊びのバランスが大事になってきます。ストレスの多い毎日があると子供の発育を妨げます。しかしストレスのない生活も子供が駄目になってしまいます。
どの辺でバランスをとるかを、親は考えなければいけません。どの位のストレスなら子供に影響がないかを見極めなければいけないのです。そのためには、子供との距離をおかず、仲良く接触して観察する事が重要です。

~インフォメーション~

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