身長が伸びる仕組みとは?

~睡眠不足は、子どもの身長増加を邪魔しています。~

一生のうちでもっとも身長の伸びる世代のスナック菓子やインスタント食品の過剰摂取による偏食、またテレビの見すぎ、ゲームのしすぎや塾通いなどによる睡眠不足は、確実に子どもの身長増加を邪魔しています。

日本人の平均身長や伸びる傾向は?

日本人の平均身長はもう少しで欧米人に追いつくところまで来ていました。しかし、何年か前から身長増加に限度の傾向が見受けられました。
身長が伸び悩んでいる子供をみると、日々の暮らしの中に、身長が伸びるのを邪魔をするような原因、それらの原因を取り去っただけでも、身長がよく伸びるようになる場合もあります。
日本人の栄養状態は、日本全体でみればかなり良くなりました。しかし、この食生活の中で多くの「歪み」が生まれて日本人の平均身長の増加に悪い影響を与えている事も放っておけません。
そして、遊び場の減少やゲームのしすぎなどによる運動不足、いじめや家庭崩壊などによる情緒不安定、これらを考えても子供の発育を邪魔するものばかりです。カルシウム不足は、他の栄養素の摂取量が欧米化した今でも続いており、これも日本人の身長が伸び悩む原因となっています。
過去から増えてきた日本人の身長は、男子では1970年生まれ頃から170cmを越えてきましたが、その後は横ばい傾向になってきています。女子でも1970年生まれ頃から横ばい傾向になってきています。

~世界の中で日本人の身長はどのくらい?~

日本人の平均身長が増加してきていると言われますが、欧米諸国の平均身長と見比べると、まだまだ差があります。
日本人は、欧米人より早く発育するため、身長の増加が早く止まってしまいます。
子供の身長だけを欧米人たちと比較してみると、あまり大差はないのですが、欧米人の方が子供の期間が長く、身長が長い間増加し続けるため、成人の身長を比較してみると大きな差ができるのです。
アメリカの平均身長と比較すると、男性で7cm、女性で6.2cmの差があります。
身長は高いほど良いといった間違った考えに惑わされてはいけません。しかし、生活習慣の改善でもっと身長が伸びるのであれば、もっと子供の身長を伸ばしてあげたいのも事実です。

【身長が伸びるとは、骨が伸びることなんです!】
身長が伸びるというのは、骨が伸びるということです。
人間の体は200個近い骨で構成されています。身長の高さに大きく関係しているのは、下肢(足)の骨(大腿骨、脛骨、腓骨)と背骨(頸椎、胸椎、腰椎)です。

~子供の身長はなぜ伸びる?~

大人になるとなぜ身長は伸びなくなるのでしょうか。
子供の骨の骨端線(成長線)と呼ばれる箇所が、長い骨(腕や足など)の両端にあります。
レントゲン写真では、硬い箇所は白く、柔らかい部分は黒く写ります。黒く見える線状の骨端 線といわれる箇所は、やわらかい骨(軟骨)でつくられています。骨端線の部分が伸びるので身長は伸びるんです。
大人になると、骨端線の箇所は硬い骨になり、伸びなくなってしまい、レントゲン写真では白く写ります。

~成長ホルモンの働き~

骨端線(成長線)の箇所の骨はなぜ伸びるのでしょうか?身長が伸びる時に一番重要なホルモンは成長ホルモンですが、その際に骨端線(成長線)の箇所に働くのは、「ソマトメジンC」と呼ばれるホルモンです。
ソマトメジンCは、成長ホルモンの助けをかりて、主に肝臓でつくられます。成長ホルモンが十分にあったとしても、肝臓が健康でなかったり、栄養不足だったりすると、ソマトメジンCは完全につくられないため身長が伸びないのです。
そして、ソマトメジンCが完全につくられていても、骨の原料であるカルシウムやたんぱく質が不足していると、身長は増加しません。
成長をコントロールするホルモンは、成長ホルモンだけではありません。特に乳幼児期の身長が伸びるサイクルには、甲状腺ホルモンが重要な役割をしています。
もうひとつ、思春期の身長が伸びるサイクルには、性ホルモンが関係しています。

~インフォメーション~


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