愛情が身長を伸ばす!成長ホルモン分泌

~ビタミンI(愛)~

いくら睡眠や栄養、運動のバランスがとれていても、愛情がないと身長は伸びません。ビタミンI(愛)が一番大切なのです。

~食事・運動・睡眠のバランスと愛情(^^♪~

「身長を伸ばすのには何が一番大切ですか?」
その答えはやはり「愛情」でしょう!
食事、運動、睡眠にバランスがとれていても、愛情がなければ子供は育ちません。
精神状態が不安定になると、子供の身長の伸びは悪くなります。
身長増加には、情緒の安定が大事なのです。
不思議なことに、愛情不足や情緒の不安定によって脳下垂体から分泌される成長ホルモンの量が減ってしまいます。
成長ホルモンがつくられる脳下垂体は脳の一部なので、精神状態の影響を受けてしまいます。

~大切な母の愛情(^^♪~

身長増加のためには、母親の愛情は特に大切です。
親の愛情がないために身長が伸びにくくなった状態を、愛情遮断症候群といいます。別名、母性剥奪症候群といいます。
母の愛情がいくら大切でも、母も一途に子供に愛情を注ぎこむだけではいつしか空しく感じます。
夫は妻と子に愛情を注ぎ、妻は夫と子に愛情を注ぎます。
夫婦の絆があって母は愛情を持って子育てができるのです。

~愛情遮断性低身長症~

身長は、自然環境、社会環境、家庭環境なども影響を受けますが、低年齢児では特に家庭環境の影響を大きく受けます。
親子間、特に母親と子供の間の安定した愛情に満ちた関係は、子供の成長には欠かせません。
この関係が崩れると子供の身長増加は損なわれます。
子供として受けるべき愛情を絶たれた結果、身長増加が停滞し、低身長となったのを、愛情遮断性低身長症といいます。

~被虐待児症候群~

子供の身長増加には、親の愛情が大きな役割を果たしています。
時として愛情を受けずに、虐待を受けている子供がいます。
虐待とは、必ずしも暴力だけではなく、保護の拒否もあります。
このような場合には、親から離すしかありません。
入院して、やさしい看護師さんと過ごし始めると、成長ホルモンの分泌が回復してくる場合もあるようです。

~家庭でのびのびリラックス!~

身長を伸ばす理論は存在しますが、食事や運動にしても楽しいものでなければなりません。
食事はいくら栄養に優れていてもおいしくなければ食べません。
料理の工夫も大事ですが、楽しくおいしく食べる方が大切なので、少し無駄があっても子供がのびのび生活できるようにしましょう。

~過度のストレスは成長を妨げる~

ホルモンには夜型と朝型があります。
成長ホルモンは、夜間睡眠時に主として分泌されます。そして、朝型のホルモンのピークは起床時です。
成長ホルモンは、各種の栄養素を体に取り込み、骨や筋肉を作ります。そして、栄養の貯蓄をしてくれます。
これに対して朝型のコルチゾール(副腎皮質ホルモン)は、少々貯金を出してもストレスに対処する役割を担っています。
ストレスのない生活はありません、このホルモンは生命を守るために重大な働きをしてくれているのです。
しかし、ストレスが強すぎると、非常に大きなコルチゾールが分泌され、貯金をどんどん使ってしまいます。
つまり、食事したものが身に付かないのです。
日中、学校生活でのストレスを感じる事もあるので、せめて家庭ではリラックスさせてあげたいものです。

~コルチゾール(副腎皮質ホルモン)は成長ホルモンの敵~

体内には、いろいろな種類のホルモンがありますが、身長を伸ばすのに大切なのは、成長ホルモンです。
甲状腺ホルモンや性ホルモンも身長を伸ばすためには大切です。
甲状腺ホルモンや性ホルモンは、成長ホルモンの味方なのです。
これとは逆に、副腎から分泌されるコルチゾールは、成長ホルモンの宿敵で、このホルモンが過度に分泌されると、身長増加が妨げられます。
過度のストレスは、このホルモンの分泌を促しますので、身長増加を妨げる可能性があります。

~インフォメーション~

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